Bach: 6 Sonaten und Partiten für Violine solo(その10)
ヨハンナ・マルツィのEMIへの録音が、
2022年リマスターで発売になるというニュースがあったのは、わりと最近のこと。
192kHz、24ビットでのリマスター、とあった。
とうぜんMQAでの配信も始まる──、そう確信していても、
こればかりは実際に始まってみないことには、
ふくらみきった希望という風船は、いつしかしぼんでいくこともある。
今日、TIDALで聴いた。
ヨハンナ・マルツィのバッハの無伴奏が、
MQA Studio(192kHz、24ビット)で聴ける。
3月になれば、EMIへの他の録音も聴けることになるであろう。
もしそうならなくてもマルツィのバッハの無伴奏は聴ける。
これまでマルツィを、それほど熱心に聴いてきたわけではない。
一部の熱狂的な聴き手のように、マルツィを聴いてきたわけではない。
そんな私でも、今回のマルツィのバッハがMQAで聴けるようになったのは、
素直に喜んでいる。