Date: 12月 5th, 2021
Cate: pure audio
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オーディオと偏愛(その3)

ルコントのレアチーズケーキはどうだったのか。
世の中に、こんなに美味しいケーキがあるのか。
大袈裟でなくそう感じていた。

赤坂のトップスには申しわけないが、
どちらもレアチーズケーキであっても、同じには語れない。

ルコントのレアチーズケーキは小さい。
大きな口の男なら、一口で喰おうと思えばできないサイズではない。

フォークで、ルコントのレアチーズケーキを一口分、
ちょっぴりだけフォークにのせて口に運ぶ。

二口目は少し大きめにして口に運ぶ。
味わいながら、何口で食べ切ろうか、とも考えていた。

一気に食べてしまいたい気持と、ちびちび味わいながら、という食べ方。
どちらもしたい。
なんならレアチーズケーキをもう一つ注文しようか、とも思っていた。

でも、目の前のケーブルにはレアチーズケーキの他に、
シャルロットポワールのフランポワーズのソース添えがある。

こちらは皿も大きく、ケーキそのものも大きく、
レアチーズケーキよりも見た目も華やかだ。

ルコントのことをステレオサウンド 53号の編集後記に書いているOさんによれば、
シャルロットポワールのフランポワーズのソース添えは、
レアチーズケーキ以上の衝撃(美味しさ)である、とのこと。

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