JBL SA750(その16)
先月、ハーマンインターナショナルがアーカムを取り扱うことが発表になった。
SA750のベースモデルであるアーカムのSA30も取り扱う。
ステレオサウンドの次号(221号)の新製品紹介の記事で、
SA30は取り上げられるのだろうか。
SA750はカラー2ページだったが、
SA30も同じくカラー2ページになるのか──。
おそらくモノクロページ扱いだろう。
それも2ページではなく、1ページになるかもしれない。
誰が担当するのだろうか。
SA750と同じ小野寺弘滋氏なのだろうか。
その可能性は低いだろう。
となると誰なのか。
誰になっても、書きにくいだろうな──、と同情してしまう。
JBLもアーカムもハーマンインターナショナルだから、よけいに書く側は困る。
けれど読む側からしたら、おもしろい読み方ができる新製品紹介の記事になるはずだ。
当り障りのないことだけを書いた、さらっとした紹介記事になっていたとしても、
それはそれで、220号のSA750の小野寺弘滋氏の記事と比較しながら読めば、
面白くなるはずだ。
SA750の記事、SA30の記事、それぞれ単体の記事として読むのではなく、
並べて読むことで浮び上ってくることに気づくはずだ。