Date: 8月 28th, 2021
Cate: 世代
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世代とオーディオ(実際の購入・ヤフオク!)

数日前に、ケンウッドのプリメインアンプL02Aが落札されていた。

L02Aは電源が別筐体のアンプである。
なのに、そのヤフオク!には、アンプ本体のみがジャンク扱いで出品されていた。

電源のないL02Aは、それこそジャンクに近いわけで、それほど高値になるわけはない。
L02Aは優秀なアンプである。

パワーアンプとしてみても、別項で書いているように非常に優秀である。
ステレオサウンドでのインピーダンスの瞬時切り替えでの測定で、
きわめて優れた特性をみせてくれた。

L02Aの何倍もする価格のセパレートアンプ、
物量が投入されたパワーアンプよりも優れていた。

その優秀さは感心するしかないほどだったわけで、
手頃な値段で落札できるのであれば、いま聴いてみると、
どんな印象を受けるのだろうか、という興味はある。

でも電源なしのL02Aには興味はない。
電源を自作することもできないわけではないが、
考える以上にたいへんな手間がかかる。

出品者のほかの出品のところをクリックしてみたら、
L02Aの電源を、別に出品している。
なぜ、いっしょに出品しないのか、不思議である。

どちらも落札されていた。
私は、てっきり同じ人がアンプ本体も外部電源も落札したのかと思っていたら、
別の人がそれぞれを落札していた。

アンプ本体のみの人、外部電源のみの人。
L02Aをすでに所有していて、補修パーツの予備として落札したのだろうか。

出品者の意図も私には理解できない。
なぜ別個に出品したのか。

落札者の意図も理解できない。
しかもL02Aの出品(こちらはアンプと電源混み)は他にもあったからだ。

こういうもの、誰が買うんだろう、と思うのが売れたりするのは、
ヤフオク!に限ったことではない。

それぞれを落札した人は、それを出品するのか。
それともなんとかして使っていくのだろうか。

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