オーディオの楽しみ方(つくる・その40)
オンキョーの10cm口径フルレンジがついていくるムック、
できれば近所の書店で買いたい、と思っていた。
スピーカーユニットが同梱されているムックは、
これまでも音楽之友社から出ている。
そのすべてに注目していたわけではないが、
書店で並んでいるのは目にしている。
だから今回も、書店で買えるものだと思っていたわけだ。
それに地元の書店で買いたい、という気持もある。
けれど私の近所の書店には、どこにもなかった。
繁華街の大型書店に行けば並んでいるのだろうが、
コロナ禍のいま、そこでしか、ということでもなければ、
繁華街はできれば避けたい。
結局、ヨドバシのオンラインで注文して、今日、届いた。
スピーカーユニット二本で、七千円を切る価格。
実物を見る前から、中国生産であろうことは予想できていたし、そうである。
オンキヨーは、いまや工場を持っていないはずだから。
価格が価格なのだから、過度な期待はしていなかった。
実物を手にして、細部をみていくと、
この価格だから仕方ない、という気持と、
この価格でよく出してきたな、という気持とがある。
まだ音は聴いていない。
純セレブスピーカーを作るならば、
ダンボール箱は100円ショップで買ってこようかな、とか、
うまくいったら、以前書いているダンボール製のカホンを使おうかな、とか、
音を聴く前からCR方法をやろうかな、とか、
そんなことをあれこれ考えている。