日本のオーディオ、これから(こんなことが起っている・その1)
二ヵ月ほど前だったか、
ある人のソーシャルメディアへの投稿は、
ある中古オーディオ店へのリンクが貼ってあった。
クリックすると、ある特定のメーカーのジャンクといえる状態のオーディオ機器が、
アンプ、プレーヤー、CDプレーヤーなど、かなりの点数が表示される。
あきらかに故障している、というより破損している状態の機器ばかりである。
どういうことなのだろうか、と思いつつも、
それらに付けられている価格は、非常に安価だった。
あれはなんだったんだろう……。
そう思いはしたが、それ以上、投稿した人に訊ねることもしなかった。
今日、少しばかり詳細を知った。
あるメーカーが耐久試験を行ったオーディオ機器を大量に処分した。
これをある廃棄業者がまとめて引き取っている。
通常ならば、廃棄業者は、それらの京浜を部品ごとにバラバラにして、
使える材料とそうでないモノとに分類していく。
ところが、この廃棄業者は、これらの破損したオーディオ機器を、
ある中古オーディオ店に横流しした。
私が少し前に見たのは、そういう廃棄処分されたオーディオ機器だったわけだ。
その店はジャンクとして売った。
ここまでなら、あえて書くようなことはしない。
ところが、これらのジャンクを大量に購入した転売ヤーがいた。
彼らは不具合の隠したまま、ヤフオク!に出品。
そういう事情を知らない人たちが落札。
届いたモノは、ヒドい状態のモノ。当然トラブルになっている──。
そういうことである。
どのメーカーなのか、どのオーディオ店なのかも聞いている。
今回は固有名詞は出さない。