Date: 1月 2nd, 2009
Cate: 挑発
Tags:

挑発するディスク(その10)

帰りの電車の中でも、欲しい、と思いつづけていた。

さすがにLHH2000の音が耳に残っている状態で、帰宅してまで、CDの音を聴きたいとは思わなかった。
それでアナログディスクを鳴らすことにする。

鳴ってきた音を聴いて、「な〜んだぁ」と思った。
LHH2000に感じていた良さは、そのまますべて101 Limited (930st) から出ているのに気がついたからだ。
LHH2000を強烈に欲しいと思った理由はわかった。
しかも、この音には、当然だけど、デジタル特有のジュルジュル音はまったくない。

さっきまでの悶々とした気持ちは、もうどこにも、小さなかけらすらない。
LHH2000のおかげで、プログラムソース機器に、自分が何を求めているかがはっきりした日でもあった。

LHH2000の音は、その後、数回聴いている。
そして感じたのは、CD63を聴いて感じていたのと同じ疑問である。

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