オーディオ入門・考(Dittonというスピーカー・番外の追補)
吉祥寺のハードオフにあるセレッションのUL6は、
トゥイーターが別メーカーのモノに交換されている、という情報を、
ある方からいただいた。
つまりオリジナルそのままではない、ということだ。
トゥイーターが断線していた状態での買い取りだったのか。
セレッションの同型のトゥイーターの入手は、いまではそうとうに難しいだろうから、
単売されているトゥイーターから、使えそうなモノを選んでくる。
そうやって整備されたモノなのだろう。
オリジナル至上主義の人は、そんなこと絶対に許されることではない、というだろう。
人それぞれの主義主張があるから、それはそれでいい。
でも、実際にその音を聴いて、いいと感じたのであれば、
トゥイーターが、他社製のモノに交換されていようと、それはそれでいいじゃないか、
そんなふうに思えないのだろうか。
オリジナル至上主義の人のなかには、転売で儲けるのが目的の人もいる、ときく。
そんな人にとっては、資産価値が落ちた、というふうにみるのだろう。
昨晩、書いているようにじっくり聴いているわけではない。
いわゆるちょい聴き程度でしかない。
それでも、トゥイーターが交換されたであろうUL6は、
心地よい音で鳴っていた、と感じた。
このことは、トゥイーターを適切に選べば、
こういう結果を得られる可能性がある、そういうことである。
これはこれで、おもしろいな、と受け止めている。