Date: 4月 16th, 2021
Cate: 新製品
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B&O Beosound Emerge

私がオーディオに興味をもち始めたころ、
つまり1970年代後半のオーディオの解説には、
ブックシェルフ型スピーカーとは、本棚におさまるサイズとあった。

そのころの現実のブックシェルフ型スピーカーは、
とうてい本棚におさまるサイズではなかった。

ましてその後に登場した598スピーカーともなると、サイズだけでなく、
そうとうに立派な本棚であっても、重量的に支えきれる範囲を逸脱していた。

ミニスピーカーと呼ばれる製品がある。
このミニスピーカーぐらいが、本棚にすんなりおさまるサイズである。

ブックシェルフ型というのは、
現実にはフロアー型よりも小さいなサイズ、
設置になんらかのスタンド(置き台)を必要とするスピーカーという意味だった。

B&Oから、Beosound Emergeが発表になった。
このBeosound Emergeこそ、ブックシェルフ型である。

Beosound Emergeがどういうスピーカーなのかは、リンク先を見てほしい。
本棚に本来おさまるのは、本である。

ならばブックシェルフ型スピーカーというのは、本のようなスピーカーであってもいいはずだ。
ミニスピーカーとも違う、本のようなスピーカー。

こんなことをBeosound Emergeをみるまで考えもしなかった。

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