日本のオーディオ、これから(オンキヨーのこと・その1)
オンキヨーがジャスダック上場廃止の恐れ、というニュースが昨日あった。
目にされた方も多いことだろう。
重い債務超過、とも見出しにあった。
オンキヨーが、いまではメリディアンの輸入元であるのだが、
一向にメリディアンに関する情報を発していない。
なにも活動していない、としかいいようがない状態が一年以上続いている。
2020年12月に、パイオニアのPD50AEが予定台数を出荷完了、というニュースがあった。
PD50AEはMQA対応で、個人的にも関心をもっていた。
11月に登場したばかりの製品でもある。
高価なモデルであれば、限定ということはけっこうあるが、
PD50AEは、そういう製品ではない。
この価格のモノが、予定台数を出荷完了というのは、どういうことなのだろうか。
疑問に思われた方も少ないない、と思う。
この記事を掲載していたウェブサイトでは、詳細は語られてなかった。
しばらくしてそのへんのことを聞くことができた。
詳細まではここでは書かないが、
つまりは会社としての信用がきわめて低いためである、とのこと。
モノを製造するにあたっても、資金は必要なのだが、
その資金内で製造できる台数は限られてしまう。
そのための予定台数なのである。
PD50AEが売れて、ある程度の利益が出たら、
次のロットの製造が可能になるかといえば、そうともいえない。
12月下旬に、PD50AEの追加販売を決定、と発表している。
今年の2月中旬の販売を目指して、と記事にはあった。
もう2月中旬である。
そこに上場廃止、債務超過のニュースである。
PD50AEの販売は再開となるのか。
メリディアンの扱いは、どうなるのか。