Date: 2月 14th, 2021
Cate: Noise Control/Noise Design
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CR方法(その6)

抵抗、コンデンサーの値以上に重要なことは、取り付け方である。
CR方法は、コイルに対して行う。
スピーカーユニットのボイスコイル、トランスの巻線などが対象となる。

その対象となるコイルと抵抗とコンデンサーの直列回路は、
できるだけ最短距離での配線にする。

さらに抵抗よりもコンデンサーを最短距離になるように優先する。
ただしここで注意したいのは、ディップマイカコンデンサーのリード線が、
少し細いのでもげないように、余計なテンションをかけないようにすることだ。

以前のディップマイカコンデンサーのリード線は、もう少し太かった記憶がある。
スピーカーユニットへのCR方法だと、コンデンサーの容量は数pFなので、
特にリード線が細い。

できるだけ短く、と書くと、コンデンサーの根元からリード線を曲げる人も出てくる。
そんな使い方をするとリード線はもげやすくなる。

コンデンサーのリード線の片方は、原則としてアース側に接続する。
いいかえれば抵抗のリード線の片方はプラス側に接続するわけだ。

もちろん逆にしても動作する。
それでも私が試した範囲ではコンデンサーをアース側にもってきたほうがいい。

この場合の注意点は、スピーカーシステムとしてみた場合のアース側である。
12dB/oct.のスロープ特性のネットワークの場合、
トゥイーターやスコーカーの極性を逆にしているシステムがある。

逆相で接続されているユニットに対しては、
ネットワークのアース側にコンデンサーのリード線がくるようにする。

2 Comments

  1. kmkm  
    2月 20th, 2021
    REPLY))

  2. 今晩は昔流行った小山式CZ回路のことかと思いますが、本も出されていますのでアマゾンで購入できると思います。
    かなり詳しく研究されており、初歩のラジオにも何度かCZ回路の解説がありました。

    1F

    ありがとうございます。
    即注文しました。

    2F

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