真空管アンプの存在(と取り巻いていること・その11)
中国製真空管を、どう捉えるか。
真空管全盛期からストックを十分すぎるほど揃えている人は、
中国製真空管なんて、と関心すら持たないだろうが、
そうでない人もいるし、
現在使っている真空管アンプのメーカーが、補修パーツとしてストックを十分に持っているのどうか、
そんなことでも中国製真空管への関心は変ってくる。
昨日、マッキントッシュのMC275のKT88を交換してきた。
PSVANEのUK-KT88にした。
予算と時間の余裕があれば、GECもしくはGoldLionのKT 88にしたいところだが、四本特性を揃えてとなると、結構な金額になる。
どうにかそれらのKT88を手に入れたとして、あとどのくらい使えるのか。
保証はあるようでない。
残念ながら、真空管は消耗品でもある。
ならば割り切って、という考えもある。
PSVANEのUK-KT88は、特性の揃った四本で26,000円を少し切るぐらいだ。
PSVANEのKT88にはいくつかの種類があって、今回はUK-KT88を選んだ。これが一番いい選択なのかは、いまのところなんとも言えないが、
昨日の感触では、失敗ではない、とははっきりといえる。