Charlin Disques(その2)
そのシャルラン レコードのLPを、昨日(7月26日)、やっと聴くことができた。
野口晴哉氏のリスニングルームで、聴いていた。
野口晴哉氏のレコードコレクションの中に、シャルラン レコードは、きっとあるはず、と確信していたけれど、
かなりの数のコレクションゆえ見つけるのは大変かも……と思うだけだった。
昨日は、オーディオの会とは関係ない少人数の集まりで、
私はマッキントッシュのMC275用のKT88が届いたとのことで、
MC275のチェックとセッティングの用事だった。
シャルラン レコードは、やっぱりあった。数枚あった。おそらく丹念に見ていけばもっとあるだろう。
野口晴哉氏のコレクションにあったシャルラン
レコードは、トリオレコードが取り扱っていたもので、
フランス直輸入盤である。
この盤がシャルラン レコードの初期盤なのかは私は知らないが、
とにかくフランス盤で聴ける──、そのことで充分だ。
聴いたのは、ティッセン・ヴァランターン(ピアノ)とRTF弦楽四重奏団によるフォーレ。
一緒に聴いていた数人の方たちは、オーディオに関心のある人たちではないのだが、
シャルラン レコードから鳴ってきた音というより響きに、
驚かれていたようだった。
シャルラン レコードがどういうモノなのかを知らない人たちだったからこその反応だったのだろう。