ちいさな結論(いい音とは・その2)
(その1)の最後に、
聴き手に届く音とそうでない音は何が違うのか。
輝きである。
と書いた。
ここでの輝きとは、中高域が張り出してブライトな音のことではない。
昔からのオーディオマニアだと、古いアルテックのスピーカー、
604シリーズをあまりうまく鳴らせなかった時のような音を想像されるかもしれない。
くり返すが、ここでいう音の輝きは、そういう音のことではない。
あまりこういう表現は使いたくないのだが、
オーラを感じさせる音を、私は聴き手に届く音と捉えているし、音の輝きとは、そういうものである。