Date: 2月 2nd, 2021
Cate: 進歩・進化
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メーカーとしての旬(その6)

勢いがあった、ということでは、
1980年代の国産メーカーの598スピーカーも、ある意味そういえる。

この598スピーカーのはしりといえるオンキョーは、この時、旬だったのか。
少なくとも私はそんなふうにはまったく感じていなかった。

いまふりかえってみてもそうではない、と思っている。

なぜそう感じるのかは、これから考えていくのだが、
ひとついえるのは、598スピーカーを、
どこも自信作として誇っていなかったからではないのか。

他社の598スピーカーが、これだけの物量を投入しているから、
ウチは……、そんな空気があったから、598戦争といわれていた。

消耗戦でもあった。
なので、そこでの勢いは、ほかの時代の、ほかのメーカーの勢いとは違っている。

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