賞とショウ
春のヘッドフォン祭の中止が発表になった。
オンラインでの開催のみである。
OTOTENがどうするのか、春ごろには発表になるであろう。
OTOTENも中止になっても驚く人はいないであろう。
いまの状況からすれば、今年もオーディオショウの多くは中止になってもおかしくない。
コロナ禍でオーディオショウは、こういう状況である。
けれどオーディオ賞のほうは、昨年の暮も、
恒例行事のように、各オーディオ雑誌で行われた。
ショウと賞。
違うものであっても、どちらも惰性で行われていると感じてしまうところがある。
オーディオショウは、昨年に続き今年も中止が続けば、
再開するにあたっては、これまでの惰性から脱却し始めるかもしれない。
そんなことを期待している。
けれど賞のほうは──、書くまでもないだろう。