D/Dコンバーターという存在(その6)
FX-AUDIOのFX-D03J+を使っている。
四千円ほどのD/Dコンバーターである。
手を加えて使っている。
四千円ほどのD/Dコンバーターとは思えない、と感じるようになってきた。
その点はいいのだが、やっぱり四千円ほどだな、と感じるのは、
端子部分の強度である。
SPDIF出力の端子はリアパネルに固定してあるのではなく、
プリント基板への固定である。
手を加えた時から、この箇所の強度は心配であった。
ずっとケーブルを接続したままであれば、抜き挿しをしなければ、
とりあえず大丈夫かな、と思えるのだが、実際の私の使用では、わりと頻繁に抜き挿しする。
メリディアンの218にSPDIFの同軸入力が二系統あればいいのだが、一つしかない。
そのためCDプレーヤーのデジタル出力を受けるとき、
iPhoneを接続するときにケーブルを抜き挿しすることに、どうしてもなってしまう。
注意してやっていても、プリント基板に固定なのだから、
二ヵ月前くらいから、けっこうあやしい感じになってきている。
しかたないから、端子を外して、
FX-D03J+のプリント基板から同軸ケーブルを直出ししようか、と考えた。
そうすると、今度は218側の端子を痛めないか、と心配になる。
なので、そろそろ次を考えている。