Date: 5月 17th, 2020
Cate: High Resolution
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MQAで聴けるベートーヴェン 交響曲全集(その4)

e-onkyoで購入できるクリュイタンス/ベルリンフィルハーモニーによるベートーヴェンは、
2,306円である。交響曲と序曲あわせて、この値段である。

十分安いわけだが、
これがCDで輸入盤で発売されているのだが、こちらはさらに安く千数百円で買える。
CDは、もちろん44.1kHz、16ビット。

e-onkyoでは、flac、MQAともに96kHz、24ビットである。
なので価格差があってもいいのだけど、
どちらを買う人が多いのだろうか、とふと思う。

クリュイタンスとベルリンフィルハーモニーによるベートーヴェンは、
いつかはすべて聴きたい、と思っていた。

メリディアンの218があるから、迷うことなMQAを購入したが、
218がなければ、満足のいくMQAの再生環境がなければ、CDを迷うことなく買っていたはずだ。

千円ちょっとなのだから、買う。
いずれMQAの再生環境が整ったら、その時にMQAを買えばいい。
配信では廃盤(配信中止)ということは、あまりないことだろうから、それでいい。

こんなふうに考える人はいるはずだ。

それにしてもCDの価格は、いったいどうなっているのか。
以前も書いているが、安いをこえて安すぎる、と思うことがしばしばある。

クリュイタンスのベートーヴェンは五枚組。
今回のCDは、20117年に発売されたCDボックスと同じマスターが使われている。
96kHz、24ビットである。

おそらくe-onkyoでの配信も同じマスターであろう。
だとすれば、CDのほうがコストはかかっている。

プレスしてパッケージして出荷するわけだし、
それが輸入され、日本の店頭に並ぶのだから。

クリュイタンスのベートーヴェンは、
e-onkyoでのアルバム ランキングで、最近でこそ落ちてきたものの、
ずっとかなり上位だった。

CDボックスも売れていたのだろうか。
そんな気がする。

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