JUDY(その6)
「JUDY」のサウンドトラックから、
最後の曲“Over The Rainbow”を、5月6日のaudio wednesdayでもかけた。
MQAで鳴らした。
レネー・ゼルウィガーの歌唱は素晴らしい。
「JUDY」の撮影のためにトレーニングをしたのだろうが、
それにしても見事である。
この見事さはトレーニングと才能のたまものといってしまえば、そうなのだろうが、
ここでのレネー・ゼルウィガーの歌唱の見事さは、
レネー・ゼルウィガーが才能ある女優であるからではないのか、という疑問もわいてくる。
映画とまったく関係ないところでレネー・ゼルウィガーが、歌を歌ったとしよう。
もちろんトレーニングを積んで、であっても、「JUDY」のような見事な歌唱となるだろうか。
ならないのではないか、という気がするのだ。
そこが本職の歌手と、本職の女優の歌唱の違いのような気さえする。
つまりレネー・ゼルウィガーは歌うということを演じている。