2020年ショウ雑感(その9)
(その8)は、3月23日に書いている。
状況は悪くなっている。
もっと悪くなりそうな気さえする。
そうなると、6月のOTOTENの開催が心配になってくる。
今年は中止という可能性は強まってきている、といえる。
そうなると秋のインターナショナルオーディオショウも、どうなるのかわからなくなる。
新型コロナが、あと一ヵ月程度で収束に向っていったとしても、
その余波はしばらく残っていくだろうし、来年のいまごろは、
ふたたびコロナ禍にみまわれているかもしれない。
インフルエンザのように、
今年のウイルスは○○A型とか、○○B型とかいってそうな気もしなくはない。
とにかくオーディオ業界に与える影響は、小さくないとは誰もが思っていることだろう。
影響とは悪いことだけをいいたいのではない。
いい影響も悪い影響も、どちらもあることだろう。
私がいい影響として、一つ期待しているのは、
非常に高額なオーディオ機器が減ってくれる(無くなってくれる)ことである。
のど元過ぎれば熱さ忘れるではないが、収束してしまったとたんに、
ころっとすべて忘れてしまう人もいるけれど、そうでない人もまたいる。
オーディオに対する考え、取り組みも、
がらっと変るのではなく、静かに変っていくのではないのか。