The Terminator
明日(4月7日)に、緊急事態宣言が出される。
期間は一ヵ月程度のようだから、5月6日までか。
5月6日に、audio wednesdayをやるつもりだったから、
もしかすると4月に続いて5月も延期することになるのかもしれない。
その時になってみないとなんともいえないのだが、
新型コロナのニュースを見ていると、
映画「ターミネーター」シリーズのことを思い出す。
昨年、「ターミネーター:ニュー・フェイト」が公開された。
「ターミネーター」シリーズは一作目から映画館で観ている。
「ニュー・フェイト」も、だから映画館で観た。
「ターミネーター」シリーズのあらすじについては省くが、
この映画は、人工知能スカイネットと人類との戦いなわけだが、
無機物と人類との戦いを描いている、ともいえる。
人はさまざまな技術を進歩させてきた。
それはなんのためなのか。
無機物を進化させるためだったのではないのか。
「ターミネーター」シリーズは、
人間が無機物を進化させてきたことによって、
無機物が、人の手を借りずに無機物を生み出せる時代、
それを迎えてしまったから起きてしまった戦いを描いている──、
という見方もできる。
新型コロナウイルスの変位のニュースを読んで、
「ターミネーター」シリーズのことを思ったのは、そこである。
ウイルスを進化させるために、人は存在しているのかもしれない。
そういう見方もできる。
「ターミネーター」は映画だから、絶望的な未来ではない。
けれど現実はどうなるのかは、わからない。
遠い時代には、無機物とウイルスとが融合していくのかもしれない。