オーディオ機器を選ぶということ(購入後という視点・その14)
自分にとってどれだけの価値があるのか。
それを見極めたくて、オーディオマニアの多くは、
購入前に試聴をじっくり行うのだろう。
それぞれのオーディオ機器のもつ価値を、ほんとうにわかるようになるのは、
自分のモノとしてからだろう。
導入記という記事は、それを読者が知るためのものだろう。
それはそれでいい。
それでも、手離すということについて書いているのは、
手離すことで、より深く価値を知ることになることだってあるからだ。
同時に、手離すことで、価値が、意味に変っていくことがある。
だから、私はステレオサウンドがつまらない、というわけだ。