Net Audioの休刊
音元出版のNet Audioが、いま書店に並んでいるvol.37で休刊になる。
表紙に、感謝! 定期刊最終号とあるし、
音元出版のウェブサイトにも「定期刊終了のご挨拶ならびに今後の展開についてのご案内」がある。
季刊誌で37号で休刊、十年足らずということになる。
少し意外な感じもしたし、むべなるかな、というおもいと半々でもあった。
Net Audioは、昨年ぐらいから書店で手にとるようになった。
昨年は一冊だけは買った。
今年も特集次第、内容次第では買うこともあるだろうな、と、
期待していたところもある。
とはいえ、あいかわらず音元出版的記事ばかりだな、とも感じていた。
音元出版の編集(営業)方針について書く気はない。
かなり否定的なことを書くことになりそうだから、ということもあるが、
一方で、そういう編集(営業)方針ゆえに、フットワークの軽さのようなものがあるとも感じていた。
それにNet Audioが取り組んでいることに関して、
ステレオサウンドはいまのところ、さほど積極的ではない。
やりようによって……、そんなことも思っていたけれど、突然の休刊の発表だった。
休刊の理由はいくつかあるのだろう。
勝手な想像でしかないが、Net Audioがやろうとしていたことは、
これからのびていくことが期待されている(はずだ)。
なのに休刊。
それは、日本ゆえ……、なのか。