「タイアップ記事なんて、なくなればいい」という記事(その10)
facebookへのコメントには続きがある。
デノンのPMA-SX1 LIMITED EDITIONとDCD-SX1 LIMITED EDITIONの例のようなタイアップ記事は、
「崩壊」のさらに次の段階(崩壊を前提としたマーケティング)のような気がする、とある。
こんなふうには考えたことがなかった。
全面的には、いまのところは賛同できないものの、
デノンのようなあからさまなタイアップ記事を、
何本も、あちこちで展開するやり方は、
タイアップ記事をつくっている側の人間は、
オーディオ評論、オーディオ・ジャーナリズムなんてものをはなからないものとしている、
そうなのかもしれないどころか、そうなのだろう。
だとするとタイアップ記事に加担しているオーディオ評論家(商売屋)たちも、
オーディオ評論家となっていても、
オーディオ評論、オーディオ・ジャーナリズムなんて……、という人たちなのか。
崩壊を前提としたマーケティングが生れてこようとしている(すでに生れている?)のであれば、
崩壊を前提とした雑誌づくりを、各出版社は目指しているのか。