Date: 9月 3rd, 2019
Cate: 瀬川冬樹
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瀬川冬樹というリアル(その2)

五ヵ月前に思いついただけのタイトルである。
いまだに何をテーマとするかは決っていない。

それで思っているだけのことはいくつかある。
そのひとつが、瀬川先生の著作集のタイトルにもなっている
「良い音とは 良いスピーカーとは?」についてである。

これはステレオサウンドに連載されていた記事のタイトルである。
そのころは「良い音とは 良いスピーカーとは?」でよかった、と思う。

でも、その後、瀬川先生が書かれたもの、
そして辻説法をやりたい、といわれていたことをあわせて考えれば、
「良い音とは 良いスピーカーとは?」には続きがあったのかもしれない。
そんなふうにおもえてくる。

「良い音とは 良いスピーカーとは 良い聴き手とは?」
聴き手は鳴らし手でもある。

こういうタイトル、これに近いタイトルで書かれたかもしれない──、
そう勝手におもっている。

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