Date: 5月 27th, 2019
Cate: ラック, 広告
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LOUIS VUITTONの広告とオーディオの家具化(その10)

書店に行くと、オーディオ関連のムックを目にすることが増えたことは、
何度か書いている。
書く度に、オーディオブームが来ているのだろうか……、と考える。

インターナショナルオーディオショウも、昨年は、女性の来場者が、
例年よりも多かったように感じた。

いい音への関心が高まりつつあるのは事実だろう。
それによってオーディオブームが来るのかも(来ているのかも)しれない。

けれど、ずっと以前のオーディオブームと同じなわけではないだろう。
オーディオブームが来たら──、
と皮算用しているオーディオ専門店もあるかもしれない。

けれど、ほんとうにオーディオブームが来たとして、
そのオーディオブームを支える人たちは、新しくオーディオに興味をもった人たちのはずだ。

そういう人たちが、果してオーディオ専門店で買うだろうか。
このことは前々からなんとなく考えはいたことだ。

そこにBさん夫妻の話を聞いた。
オーディオブームが来たからといって、
いい音に関心をもつ人のすべてがオーディオマニアを目指すわけではないはずだ。

ここが、ずっと以前のオーディオブームといちばん違ってくる点なのかもしれない。
だとすれば、Bさん夫妻のようにオーディオ専門店ではなく、
ヨドバシで購入する人が、無視できないほど増えていくのかもしれない。

オーディオ店が敬遠されるオーディオブームになるのかもしれない。

ちなみにビックカメラでは以前、とてもイヤな思いを受けたことがあるから、
量販店の代名詞としては、ヨドバシの名前を挙げていく。

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