Date: 12月 9th, 2018
Cate: オーディオ評論
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「新しいオーディオ評論」(その9)

ステレオサウンドのウェブサイトは、Stereo Sound ONLINE
音元出版のウェブサイトは、PHILE WEB

インターネットに早くから積極的だったのは音元出版だった。
ステレオサウンドは出遅れた。

どちらにアクセスするかというと、PHILE WEBの方だ。
といっても十日に一回ぐらいの割合で、
Stereo Sound ONLINEの方は一ヵ月に一回もしくは二回程度である。

Stereo Sound ONLINEは、どうしてこんな記事を……、と思うことが増えてきた。
積極的に記事を公開するようになるとともに、そうなってきている。

今日facebookで、ある人が、Stereo Sound ONLINEにこんな記事が……、という投稿をされていた。
確かに、こんな記事が……、というものだった。
グラビアアイドルの写真集の発売記念イベントの記事だった。

Stereo Sound ONLINEではなく、他の名称だったら、それでもいい。
でも古くからのステレオサウンドの読者からすれば、
Stereo Sound ONLINEは、もうステレオサウンドではない。

Stereo Sound ONLINEのStereo Soundは季刊誌のステレオサウンドではなく、
株式会社のステレオサウンドなのはわかっている。

それでもPHILE WEBは音元出版WEBとか音元出版ONLINEという名称ではない。
オーディオアクセサリーWEBでもない。
PHILE WEBの名称が優れているとかそういうことではなく、
この判断は賢明だといえる。

Stereo Sound ONLINEは、株式会社ステレオサウンドのウェブサイトなんだから、と、
いわれてしまえば、確かにそうですね、というしかない。
けれど、ステレオサウンドという固有名詞は、やはり季刊誌ステレオサウンドなのだ。

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