メリディアン ULTRA DACで、マリア・カラスを聴いた(その2)
こんな話を、帰りの電車のなかで、Hさんにした。
Hさんは11月のaudio wednesdayに初めて来てくれた。
豊田市から深夜バスで来て帰っていく若者。
どうも豊田市というと、東京の中央線の豊田駅周辺と勘違いしていた人がいたけれど、
豊田駅周辺は日野市であり、東京には豊田市はない(いうまでもなく愛知県の豊田市)。
深夜バスで帰るHさんと新宿まで一緒だった。
四谷三丁目の駅から新宿駅までは十分もかからない。
電車を待つあいだをいれても十分程度である。
なので(その1)でのことを、さらにおおまかなことに話した。
翌日、彼からのメールには、音楽に対する「想像と解釈」、とあった。
マリア・カラスの「カルメン」におけるULTRA DACのフィルターの選択は、
まさに、音楽に対する「想像と解釈」によって、三つのうちのどれを選ぶかが違ってくる。
想像だけでもない、解釈だけでもない。
想像と解釈によって決る。