Date: 4月 21st, 2018
Cate: ユニバーサルウーファー
Tags:

SLOT-LOADED DESIGN

The Slot Loaded Open Baffle Project
ネルソン・パスの動向に注目している人ならば、知っている人もいよう。

詳しいことはリンク先のPDFを読んでいただきたい。
当然英語だ。

The Slot Loaded Open Baffle Projectの記事は、
数年前のラジオ技術に日本語訳が掲載されていた。

いま書店に並んでいるラジオ技術 5月号には、
スロットローディッド型ウーファーの製作記事が載っている。
しかも巻末には、The Slot Loaded Open Baffle Projectの日本語訳が再掲載されている。

といってもラジオ技術 5月号はまだ読んでいないので、
どういう内容なのかは知らない。

The Slot Loaded Open Baffle Projectを読めばわかるように、
このプロジェクトは、もともとESSに在籍していたネルソン・パスが、
ハイルドライバー採用のスピーカーシステムのウーファーとして取り組んでいたものだ。

結局製品化はならなかった。
ATM3として開発されていた、このスピーカーシステムが登場していれば、
ハイルドライバーの評価は大きく変っていた可能性があった、と思う。

slot loadedということでは、
エド・メイがJBL時代に手がけていたSLOT-LOADED DESIGNがある。

この方式については、別項で触れている。
ネルソン・パスとエド・メイとでは、同じslot loadedであっても、少し違う。

コーン型ウーファーの前面に、振動板と凹凸の関係にある形状のLOADING PLUGがある。
ネルソン・パスのThe Slot Loaded Open Baffle ProjectにはLOADING PLUGはない。

Leave a Reply

 Name

 Mail

 Home

[Name and Mail is required. Mail won't be published.]