Date: 4月 22nd, 2018
Cate: デザイン
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オーディオのデザイン、オーディオとデザイン(ダストカバーのこと・その17)

瀬川先生のリスニングルームの写真をみても、
ダストカバーは取り外されている。

ステレオサウンド 38号特集での写真では、
EMTの930stとラックスのPD121があるが、
930stはもともとダストカバーはないし、PD121もダストカバーは取り外されている。

その少し前の写真では、PD121ではなくテクニクスのSP10があるが、
こちらもダストカバーは取り外された状態で写っている。

世田谷のリスニングルームでは、EMTの927DstとマイクロのRX5000+RY5500。
どちらにもダストカバーはもともとない。

中目黒のマンションではパイオニアのExclusive P3だった、ときいている。
ここではダストカバーはどうされていたんだろうか。
やはり外されたままで使われていたのか、それとも……。

私もダストカバーがないプレーヤーを使ってきた。
高校生のころはデンオンのダイレクトドライヴ型で、もちろんダストカバーはついていた。
最初のころは開閉していたが、途中から取り外していた。

閉じた状態の音、開けた状態の音、取り外した状態の音を比較して、
ダストカバーはヒンジにつけることもせず、
使わない時はプレーヤーにかぶせたままにしていた。

デンオンの後に使ってきたアナログプレーヤーは、いずれもダストカバーがもともとないモノばかり。

例外はテクニクスのSL10だ。
これはダストカバーにあたる部分を含めての全体構造であるため、
取り外したりはできないからである。

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