快感か幸福か(秋葉原で感じたこと・その5)
2月16日も秋葉原に行っていた。
夕方、少し早い時間から男三人、秋葉原をふらついていた。
目的のパーツの購入をすませてから、いくつかの店に寄った。
ダイナミックオーディオトレードセンターにも行ってきた。
ここのビルの三階、売場には小さいけれど書棚がある。
そこにはオーディオ雑誌だけでなく、関連書籍も置いてある。
「オーディオ巡礼」、「西方の音」、「天の聲」はもちろんある。
「オーディオ彷徨」もある。
けれど私の目に留ったのは「人間の死にざま」と「編集者 齋藤十一」の二冊だ。
書棚のあるオーディオ店はここだけではない。
けれど、私の知っている範囲で、
「人間の死にざま」と「編集者 齋藤十一」があるオーディオ店は、他にない。
トロフィー屋としてしか呼べないオーディオ店と、なんと違うことか。