ピュアオーディオという表現(「3月のライオン」を読んでいて・その6)
「やはり将棋そのものを本質的にどこまで分かっているかといわれれば、分かっていないのが実情」
産経ニュースのサイト、今日公開されたページに、そうあった。
永世七冠を手にした羽生善治棋聖のことばである。
なんというタイミングなんだろう、とおもった。
ここ(その6)で書こうとしていたことはあったけれど、
まず羽生善治棋聖のことばを書いておきたかった。
「やはり将棋そのものを本質的にどこまで分かっているかといわれれば、分かっていないのが実情」、
このことばを、
「菅野沖彦の音を超えた」
「瀬川先生の音を彷彿させる音が出せた」
「頂点まで最短距離で登っていった」
これらの言葉を吐いてきた人たちは、どう受け取るのだろうか。