スピーカーシステムという組合せ(その7)
1977年にオンキョーからセプター・システム・スピーカーが発表された。
セプター・スピーカー・システムてはなく、
システム・スピーカーであることから推測できるように、
スピーカーユニット、ネットワーク、エンクロージュアの組合せである。
セプター・システム・スピーカーは、
ウーファーが3、フルレンジが3、コンプレッションドライバーが3、ホーンが4、
音響レンズが2、スロートアダプターが3、トゥイーターが2、ネットワークが43、
エンクロージュアが2から構成されている。
これだけのユニットとネットワークとエンクロージュアの組合せ総数は315になる。
そのなかから常識的にうまくいかない例を除いたのが、173例。
これらが推薦組合せとなっている。
最低組合せ価格45,900円から最高組合せ価格329,000円となっていた。
173例まで絞り込んであるとはいえ、かなりの数である。
セプター・システム・スピーカーには、
だからレイアウトブックとグレードアップチャートが用意されていた。
何かに似ていると思われた方もいる思う。
セプター・システム・スピーカーは、鉄道模型のメルクリンが発想のきっかけとなっている。