Date: 7月 1st, 2017
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オーディオと青の関係(その20)

青で思い出すモノが、まだあった。
タンノイの同軸型ユニットであるが、本家英国のタンノイのそれではなく、
タンノイは1953年にカナダに、1954年にアメリカに、
北米進出を本格化すべく、それぞれにタンノイ・カナダとタンノイ・アメリカを設立した。

1974年にタンノイがハーマンインターナショナルに吸収された時点で解散している。
タンノイ・アメリカのスピーカーシステムはシュリロ貿易によって輸入されていた。

とはいうものの、タンノイ・アメリカのスピーカーシステムが知られはじめたころに、
ハーマンに吸収されてしまったので、
実際に輸入されたタンノイ・アメリカの製品を見た(聴いた)ことのある人は少ないはずだ。

私は幸運にも、わずかな時間ではあったが聴く機会があった。
でも一度だけである。

タンノイ・アメリカはスピーカーシステムだけでなく、ユニットも単売していた。
イギリスで売られているモニターゴールドそのままではなく、
磁気回路のカバーは、ブルーメタリックに変更されていた。

ブルーメタリックのカバーを見る機会はなかった。

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