Date: 6月 4th, 2017
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日本の歌、日本語の歌(アルテックで聴く・その14)

Biton Majorのオリジナルを聴く機会は、ほとんどないだろう。
そんな気がしている。

ヴァイタヴォックスは復活している。
そのことは別項に書いている。
とはいえ、価格は相当なものである。
CN191はあるが、Biton Majorはない。

そうだろうな、とは思える。
Biton Majorは、やはりあまり売れなかった(人気もなかった)のだろう。

Biton Majorを手に入れた人にとっては、そんなことはどうでもいい。
ヴァイタヴォックスでなければ聴けぬ陰翳ある音色に惚れ込んでいれば、
手離すこともないのだろう。

ヴァイタヴォックスの音は、ますます貴重となっていくのではないか。
往年のアルテックの音もそうだ。

そういう音が、いま私の心をとらえている。
しかも日本語の歌を聴きたいがために、である。

復刻されたヴァイタヴォックスは高価だが、
ユニットも単体で販売されているし、スペアパーツの提供もなされている。
ウーファーのコーン紙、ドライバーのダイアフラムも新品が入手できる。
ならば……、とあれこれ妄想してしまう。

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