Date: 4月 11th, 2017
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いい音、よい音(あるアルバムから)

「音楽にはグッド・ミージックとバッド・ミュージックという二つのジャンルしかない」、
いいまわしは微妙に違っていても、わりとみかけることがある。

あの人がいっていたとか、
自分で思いついたように書いてあったりするが、
グッド・ミージックとバッド・ミュージックについて語っているのは、
ジャッキー・マクリーンが、私の知っている範囲ではもっとも古い。

ジャズに明るくない私だから、詳しいことは知らないが、
オーネット・コールマンを迎えたアルバムのライナーノートに、
この言葉は載っている、とのこと。

となると”NEW AND OLD GOSPEL”ということになるのか。
このディスクを持っていないから、確かめようがないが、
そうだとすれば、1968年のこととなる。

どこかで見たことを、自分で思いついたようにいうことを書きたいわけではなく、
そのライナーノートで、オーネット・コールマンは、それを否定していた、ということ。

オーネット・コールマンは、
「音楽はすべてグッド・ミージックだ、ただしバッド・ミュージシャンがいる」と。

そうかも、と思うだけでなく、
ふたりの言葉は、音楽だけでなく、他の分野にもあてはまる。

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