ショールーム訪問(その3)
松田聖子の歌でいちばん聴いているのは「ボン・ボヤージュ」だ。
この曲があるのを、Kさんがaudio wednesdayでかけられるまで知らなかった。
どんな内容の歌なのかはインターネットで検索すればすぐに表示される。
恋人の初めてのお泊りの歌詞である。
喫茶茶会記でのaudio wednesdayで、何度となく「ボン・ボヤージュ」を聴いて、
どうでもいい歌詞だな、と思わないわけではなかった。
私一人だけがそう思っていたわけではなかった。
Kさんは昨日も「ボン・ボヤージュ」だった。
「ボン・ボヤージュ」でハーマンインターナショナルのショールームでの試聴ははじまり、
最後にかけたのも「ボン・ボヤージュ」だった。
電源はあらかじめ入れられていても、音を鳴られていたわけではないようで、
ウォームアップの時間は、やはり必要だった。
最初に鳴った「ボン・ボヤージュ」と最後に鳴らした「ボン・ボヤージュ」は同じ音ではない。
ハーマンインターナショナルの女性のスタッフも、
「ボン・ボヤージュ」は初めて聴かれたようだった。
最後に「ボン・ボヤージュ」の歌詞についての感想を述べられた。
ここでは書かないが、そういう受けとめ方は、我ら三人にはまったくなくて、
とても新鮮に感じた。
女性で母親という立場での「ボン・ボヤージュ」の聴き方。
今回得られたもので、いちばん大きいものといえる。