第76回audio wednesdayのお知らせ(新アンプで鳴らす)
5月のaudio wednesdayは3日。
昨晩は喫茶茶会記のアンプ(マッキントッシュMA2275)の故障のため、
岩野氏製作のパワーアンプと、MA2275のプリアンプ部のみを使って鳴らした。
写真で見るよりもコンパクトなアンプだった。
音については、比較対象となるアンプがなかったのと、
いつもと違うセッティング(通常の喫茶茶会記のセッティング)だったため、
正確な音の把握はできていないし、
このアンプで商売をされているわけではなさそうだから、ここでそのアンプの音の詳細を書くつもりはない。
結局、MA2275は修理は行わず、新しいアンプへ入れ替えるとのこと。
MA2275は同じ個所がこれまでにも何度か故障していたらしい。
これは、MA2275に共通することなのか、
それとも喫茶茶会記にある個体だけの問題なのかははっきりとしない。
新しいアンプは、同じマッキントッシュのMA7900である。
2014年に登場しているから、新製品というわけではない。
MA2275が型番からわかるようにMC275のプリメインアンプ版といえそうなアンプに対し、
MA7900はトランジスターで、出力も二倍以上に増している。
機能面でもMCカートリッジ用のヘッドアンプ、
D/Aコンバーターも搭載している。
トーンコントロールもMA2275は2バンドだったが、5バンドになっている。
バランス入力も持ち、MA2275同様、プリ・パワーを分離できる。
デジタル入力はUSBも備えているし、
同軸・光入力では16ビット、24ビット、サンプリング周波数は32kHzから96kHzまで、
USBでは32ビット、192kHzまで対応している。
内蔵D/Aコンバーターの実力がどの程度なのかは知らないが、
audio wednesdayをやっていくうえで、これらの機能は有用である。
5月のaudio wednesdayは、まずMA7900の音とMA7900というアンプを楽しもう、と思う。