Date: 1月 29th, 2017
Cate: High Fidelity
Tags:

手本のような音を目指すのか(その5)

昨晩もまたオーディオ仲間であり友人のAさんと呑んでいた。
Aさんといっても、木曜日に会っていたAさんとは別のAさん。

昨晩はAさんの友人のIさんも一緒だった。
Iさんとは初対面だった。

17時過ぎから日付が変るころまで呑んでいた。

Iさんもまたオーディオマニアである。
話の中に、あるスピーカーのことが出た。

世評の高いスピーカーである。
ステレオサウンドでも高く評価されているし、
このブランドの新製品が出るたびに、多く取り上げられる。

勘のよい方ならば、どのブランドなのかは察しがつくであろう。
あえてブランド名は出さないが、
このスピーカー、優秀ではあるが、まったく欲しいという気が起きない。

それは私だけでなく、AさんもIさんも同じだった。
木曜日に会っていたAさんも同じだ。

二人のAさん、Iさん、私、ほぼ同じ歳である。
だからといって世代的な理由から意見が一致するのかといえば、そうではない。

同じ世代であっても、われわれ四人が欲しくないと思っているスピーカーを購入している人は、
けっこう世の中にはいる。
だからこそ世評が高いだけでもある。

ならばこの四人が、なぜこのブランドのスピーカーを拒否するのだろうか。
ひとつ思いあたるのは、血の気の多さかもしれない。

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