Date: 11月 26th, 2016
Cate: オーディオマニア
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オーディオマニアの覚悟(その5)

死の間際、「悔いのない人生だった」といえるような生き方はしていない。
実際に、その瞬間を迎えないことにはなんともいえないが、
さまざまな悔いを思い出すかもしれない。
忘れてしまっているような悔いまで思い出すかもしれない。

これから悔いのない人生を送ったとしても、
すでに53年間生きているのだから、悔いはある。

だからオーディオマニアとしての悔いだけは残さないようにしている。
それが覚悟だと思っている。

悔いとは、あることから逃げたり避けたり、ズルしたりの記憶でもあるはずだ。
他にも悔いといえることはあろうが、
とにかくオーディオマニアとして、
オーディオに関することから逃げたり、ズルしたりの記憶を持つようなことはしないようにすることが、
オーディオマニアとしての悔いを残さない道であるし、
オーディオと対決する、ということのはずだ。

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