2016年ショウ雑感(その1)
2016年のインターナショナルオーディオショウの概要が先日発表になった。
9月30日、10月1日、2日に開催される。
そして今年はテクニクスが出展する。
一昨年、昨年とオーディオ・ホームシアター展(音展)に、
テクニクスは出展していた。
一昨年はテクニクス復活のニュース直後ということもあって、
そこでの音出しに不満を感じたけれど、あれこれ言おうとは思わなかった。
でも昨年に関しては違う。
テクニクス復活から一年。
なのにオーディオ・ホームシアター展(音展)での音出しは、一昨年と同様だった。
お茶を濁す、とでもいおうか、逃げ腰の音出しであり、
とりあえず来場者に対して音を聴かせれば、いいわけが立つ──、
そんな印象しか残らないものだった。
会場となった場では満足な音出しはできない、ともいいたいのだろうか。
それとも他に理由があったのか。
ほんとうのところはわからない。
けれど、今年はインターナショナルオーディオショウに移ってくる。
一昨年、昨年のような音出しは、インターナショナルオーディオショウでは、相手にされない。
テクニクスはそのことがわかっていてインターナショナルオーディオショウに来るのか、
それともオーディオ・ホームシアター展(音展)と同じような音出しに終始するのか。
テクニクスの本気度が、ようやくはっきりするのであろう。