2015年ショウ雑感(続ヘッドフォン祭)
ヘッドフォン祭に、アコースティックリサーチのヘッドフォンアンプAR-M2があった。
ARのロゴは以前のロゴに少し変更が加えられていたが、一目で、あのARとわかる。
正直、ARはなくなっていたと勝手に思っていた。
だからARのロゴを見て、まだあったのか、が先にあった。
そこにはAR-M2のみの展示だったから、さっそく他の製品は出していないのか、
スピーカーシステムはどうなのか、ヘッドフォンアンプを出すくらいだから、ヘッドフォンも出しているのか、
そんなことが気になって、すぐにiPhoneで検索していた。
ARはあった。
本国のサイトには、D/Aコンバーターもあり、やはりヘッドフォン、イヤフォンもあった。
スピーカーシステムもあった。
ARSP80TGWNというモデルが、現在のARのスピーカーのトップモデルのようだ。
トールボーイの、このスピーカーシステムはリアバッフルにポートをもつバスレフ型である。
時代の変化とともに会社も変っていくのか……、と思う。
ARの完全密閉型のスピーカーシステムが、うまく鳴っているのは聴いたことがない。
コンディションもあまりよくなかったこともあっただろう。
私はARのスピーカーシステムに関心をもつことはなかった。
そんな私なのに、いまARのことを書いているのは、以前井上先生が話されたことが残っているからだ。
どの機種だったのかは聞いていないか、忘れてしまったか、
ARの完全密閉型をハイパワーアンプで思いっきり鳴らした音は、凄かった、と聞いている。