Hi-Resについて(ソニー・クラシカルの場合)
9月11日にグレン・グールドの81枚組CDボックスが発売になった。
10月30日には、この81枚組ボックスからインタヴュー音源を省いたものが、USBメモリーで発売になる。
ソニーのサイトによれば、USBメモリー版はハイレゾ 24bit/96kHz FLACと書いてある。
おおっ、と誰もが思うことだろう。
だがこのサイトからリンクされている販売サイト(amazon、HMV、タワーレコードなど)をみると、
24bit/44.1kHz FLACとある。サンプリング周波数に違いがある。
ビット数が増えているから、これでもハイレゾ音源と呼べるわけだが、
なんとも出し惜しみ感たっぷりの中途半端なハイレゾという感じがつきまとう。
それにしてもどちらが本当なのだろうか。
ソニーは制作元である。しかもニュースリリースの日付は9月11日になっている。
けれどディスクユニオンのサイトをみると、
当初24bit/96kHzとお知らせしておりましたが、その後制作元より24bit/44.1kHzに訂正されました、と書いてある。
グレン・グールドのサイトにも、24bit/44.1kHzとある。
やはり24bit/44.1kHzなのだろうか。
そうなると制作元のソニーでは、古い情報をいまだ変更せずにいることになる。
そんなことがあるのだろうか。
もしかするとまた変更になり、当初のリリース通りに24bit/96kHzで出るのかもしれない。
可能性としてはかなり低いと思うけれど……。