世代とオーディオ(あるキャンペーンを知って・その5)
(その1)で書いたように、あるキャンペーンとは、
ユキムが始めた学割キャンペーンのことである。
この学割を他社はどう見ているのか。
ドイツのウルトラゾーンの輸入元であるタイムロードも、学割キャンペーンを始めた。
ユキムはエラックとオーラオーディオが対象ブランドだった。
タイムロードはウルトラゾーンが対象ブランドである。
facebookにあるウルトラゾーンのページには、
《君たちの年頃に聴いた音楽は後々までずうっとこころに残るもの。だから、始めました。》
とある。
これには、少なからぬ人が頷かれるだろう。
10代のころに聴いた音楽が後々までずうっとこころに残るのであれば、
同じころにきいた「音」も後々までずうっとこころに残る──、
であれば、ユキム、タイムロードの学割キャンペーンは、ずうっと先を見てのキャンペーンなのかもしれない。