世代とオーディオ(あるキャンペーンを知って・その1)
エラック、オラクルの輸入元であるユキムが、学割キャンペーンをやっている。
対象となるブランドはエラックとオーラデザインであり、
高校生以上の学生ならば、指定されたオーディオ販売店では35%の割引がうけられる。
ヨドバシカメラ、ビックカメラなどの量販店では25%の割引+10%のポイント。
オーディオ専門店で買っても量販店で買っても、実質的に定価の65%で購入できるわけだから、
学生にとってはたいへんありがたいキャンペーンである。
しかも通信販売には適用されないというのも、いい点だと思う。
とにかくオーディオ専門店、量販店に足を運ぶ必要があるからだ。
この学割キャンペーンは4月1日から始まっているが、いつまでなのかはユキムサイトには表記されていない。
好評であれば長く続けてくれるのだろうか。
こゆユキムの学割キャンペーンがうまくいけば、同じことを始める輸入元も出てくることだってあろう。
ユキムが、なぜ学割キャンペーンを始めたのか、
その理由はわからない。
若いオーディオマニアが減っている・少ない、とはよく耳にするようになってた。
思うに、これから先細りしていくのを指をくわえてみているわけにはいかない。
少しでも積極的になんらかの手を打とうということなのか。
では、ほんとうに若いオーディオマニアは、昔よりも減っているのだろうか。
そのことを示すなんらかの調査結果がないのかと検索してみた。
そして見つけたのが、ステレオサウンドがクライアント(広告主)用につくったと思われるPDFだ。
このPDFのファイル名をみると、2014年4月の時点の資料と思われる。
この資料の読者プロフィールにある年齢構成比をみると、たしかに若い世代の比率はかなり低い。
30歳未満はわずか5%である。