Date: 2月 8th, 2015
Cate: 正しいもの
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正しいもの(その16)

その15)の最後に、理想の有無だと書いた。
私にとってオーディオ評論家と呼べる人、仕事としているけれどそう呼べない人との根本的な違いとして、
理想の有無だとした。

私にとってオーディオ評論家と呼べる人には理想があった、と思う。
オーディオ評論を仕事としているようだけど、とうていオーディオ評論家と呼べない人には理想がない、
少なくとも私にはそう感じられる。

ここでの理想は、いい音を追求していくことではない。
こういう音を求めている、という意味での理想とは違う意味での「理想」である。

もしかすると、私がないと感じている人にも実のところあるのかもしれない。
けれど、その人が書いている文章からは、そのことが感じられない。
だから、理想がない、と書いた。

このことは、オーディオ評論家だけに限ったことではない。
オーディオ雑誌の編集者にもいえることである。

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