Date: 9月 18th, 2014
Cate: ジャーナリズム
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Mac Peopleの休刊(その2)

友人は私よりも二、三年はやくMacを仕事に使っていた。
友人は録音スタジオで働いていて、そこに遊びに行くたびにMacをすすめられた。

とはいえ、あのころmacは高かった。
友人が仕事で使っていたIIciと外部ディスプレイ、その他いくつかの周辺機器を揃えるだけで、
かるく100万円はこえていた。それにアプリケーションも買わなければならない。

すぐに買えるわけがなかった。
それならば、と友人はmac関係の雑誌を読めとすすめる。
いつかMacを使うことになるから、そのためにも読んでおけ、と。

友人はMAC POWERをすすめた。
掌田津耶乃氏が書いている、のが理由だった。

MAC POWERが、だから最初に買ったMacの雑誌である。

そうやって買ったMAC POWERを最初から理解して読んでいたわけではない。
Macに関する知識はないに等しかったし、
友人がすすめる掌田氏の記事はhyperCardに関する記事だったから、Macがなければおもしろさは伝わってこない。

それでも伝わってくるものはあった。
特集記事を読み、連載記事を読み、読み進めていった。
巻末に近いところに、2ページ見開きの連載があった。
それがDesign Talkだった。

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