Date: 9月 1st, 2010
Cate: 孤独、孤高
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ただ、なんとなく……けれど(その1)

ここここで、スミ・ラジ・グラップのことばを引用した。

「人は孤独なものである。一人で生まれ、一人で死んでいく。
その孤独な人間にむかって、僕がここにいる、というもの。それが音楽である。」

またここで引用するのは、
オーディオからの音楽でこのことばを実感するには、孤独(ひとり)でなくてはならないということ、
この、音楽を聴くうえであたりまえすぎることが、不可欠だということを言いたいがためである。

結局、音楽(音)と真剣に対決する瞬間をもてる人にかぎる。

それには,まわりに親しい友人や家蔵がいようとも、孤独とは無縁のように思える場にいたとしても、
スピーカーが鳴らす音楽に対して、その瞬間、たったひとりで、そこでの音楽に没入できなければ、
音楽はスミ・ラジ・グラップのことばからとおいところに行くのではなかろうか。

ひとりきりで音楽に向かうことこそが、実は「孤独」そのものなのではなかろうか。

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