Date: 11月 26th, 2013
Cate: ショウ雑感
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2013年ショウ雑感(その11)

今年のインターナショナルオーディオショウでは、
そう多くの、講演と呼ばれているものをきいたわけではないが、
これまでにもインターナショナルオーディオショウに出かけていき、その都度きいてきている。

オーディオ評論家と呼ばれている人たちの、講演と呼ばれているものだけではなく、
各メーカー、各輸入商社のスタッフの人たちによるものをきいてきている。

きいてきたうえで、ここで思うのは、
各メーカー、各輸入商社の人たちは、講演と思っているのだろうか、である。
講演をやっていると思い、講演をやってくれる人に依頼する。それを講演と呼んでいるわけだ。

だからインターナショナルオーディオショウの各ブースで行われているのは、講演。
そういうことなのかもしれない。

それでも私は、あれを講演とは呼びたくない。
デモンストレーションとも呼びたくない。

それでは結局何かというと、月並なことになってしまうが、
やはりプレゼンテーション(presentation)なのだと思う。

発表、提示、説明、紹介、披露の意味をもつプレゼンテーション、
これがいちばん個人的にはしっくりくる。
そしてこれまできいてきたものを、プレゼンテーションという視点からふり返ってみると、
残念なことに未熟なプレゼンテーションであることのほうが多かった。

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