2013年ショウ雑感(インターナショナルオーディオショウ講演スケジュール・その2)
昨年はどうにも都合がつかずにインターナショナルオーディオショウには行けなかった。
今年は、どうしても聴きたいモノがある。
だからなんとかどこか一日は行くつもりだ。
聴きたいものとは、アークが輸入を開始したドイツのスピーカー、ヴォクサティヴである。
高能率のフルレンジ型ユニットに、バックローディングホーン型エンクロージュアの組合せ。
それもただ単に過去の、こういったモノを復刻しただけではなく、
設計者・創業者のバックボーンを活かした、といえるこのシステムは、ぜひとも聴いてみたい。
とにかく時間がそれほどとれなくても、これだけは聴いてこよう、と想っているわけだが、
アークが取り扱っているアンプはダニエル・ヘルツのみである。
ということはアークのブースでは、ダニエル・ヘルツのアンプでヴォクサティヴが鳴らされるのか、
それともヴォクサティヴのサイトを見ると、アンプもラインナップされていることがわかる。
やはり管球式のアンプである。
これらも一緒に来て、鳴らされるのだろうか。
それはそれでいいのだが、個人的にいちばん聴いてみたいのは、
ステラ取扱いのアインシュタインのパワーアンプ、The Light In The Dark Limitedである。
とはいえヴォクサティヴがアインシュタインで鳴らされる音を聴くことはかなわないことは、わかっている。
それでも聴きたい気持だけはどうすることもできない。
私の場合、今年はこの組合せだが、
私以外の人には、その人だけの、ぜひ聴いてみたい組合せがきっとあるはず。
その組合せが、同じ輸入商社の取扱いであれば、何の問題もない。
けれどそういうことのほうが少ない。